Archive for 3月, 2005

携帯電話用Webシステム

木曜日, 3月 24th, 2005

夢のような三連休が終わり、現実(仕事場)に戻ってきた。気温と感覚の落差が激しい…。

年末に作った携帯用システムのメモ書きを今更。

携帯電話用にWebシステムを作る際に最初に決めなければならないのが、どのキャリアに対応させるか、ということ。これで、HTMLの出力とか、使える画像などの制約を決めることができる。出力をどこまで許容するか、ということ。DoCoMo,au,vodafoneで策定されているマークアップ言語も違うし、同じ会社で搭載されているブラウザによっても、マークアップ言語が違い、それに伴う制約がある。JavaScriptも使えない。もちろん、全ての電話機からデバックできるわけでないので、開発ではシミュレータを使う。でも、実環境との差異は否めない。
表示が決まれば、あとは通常のWebシステムと同じように作ることができる。
クライアントがどの会社のどのキャリアか、というのはリクエスト情報の"User-Agent"というキーを持つ値で判別することが出来る。User-Agentには具体的には

HTTP_USER_AGENT=KDDI-SA31 UP.Browser/6.2.0.7.3.129 (GUI) MMP/2.0

などの文字列が収められている。これらの固有の情報は、各携帯電話会社のホームページから調べることができる(下の方にリンク張ってます)。会社が変わってもVodafoneの従来機はJ-PHONEという文字列が入ったりする。だから、普遍的ではない。

下記はJavaでDoCoMo,au,Vodafoneを判別する方法。
requestはjavax.servlet.http.HttpServletRequestクラス。

JAVA:
  1. String userAgent = (String)request.getHeader("User-Agent");
  2. if (-1!=userAgent.indexOf("DoCoMo")) {
  3. // キャリアがDoCoMo
  4. System.out.println("どこも");
  5. } else if ((-1!=userAgent.indexOf("KDDI"))||
  6.     (-1!=userAgent.indexOf("UP.Browser"))) {
  7. // キャリアがau
  8. System.out.println("えーゆー");
  9. } else if (-1!=userAgent.indexOf("J-PHONE")) {
  10. // キャリアがVodafone
  11. System.out.println("ぼーだふぉん");
  12. }

これでキャリアを判別して、表示を分岐させる。今回作ったものは、あまりHTMLの出力分岐を行わなかった。最低限の基本的なHTMLで出力した。(これで意外と色んな機種で動きます。)画像も使わなかったし。

いずれにしろ、最初に要件と設計がちゃんと決められていないと携帯サイト作成は面倒くさい。

自分がauなので、他のは知らないが、最近はフルブラウザ搭載の機種がある。そうなるとちょっと事情が違ってくるのだろうか?Flashコンテンツも使えるようになったらしいし。
まぁ、とりあえず私は、携帯電話でネットサーフィン(死語?)することは殆ど無いので、ぴんと来ないんですが…。

参考

  • EZweb ホームページを作ろう!
  • DoCoMo Net - 作ろうiモードコンテンツ
  • ボーダフォン テクノロジー&サービス
  • 余談:ソーメンチャンプルを作るときは麺を硬めに茹でて、高温で炒めるとべチャットしません。



    桜とバイソン先生

    月曜日, 3月 14th, 2005

     そろそろ桜の季節です。桜というと、仕事の方々とお花見に行った事とか、地元の海岸沿いの県道に植えられた桜が散る中を車で走ると、すごいキレイな事とかを思い出すのですが、去年見た上野公園の桜は、数少ない関東の思い出となっています。

     上野動物園(恩賜上野動物園)は言わずと知れた東京の観光名所の一つです。ジャイアントパンダのリンリン[オス]とシュアンシュアンがいます。


     私が関東に引っ越して、仕事が一段落した休日に、同郷の友人Hと上野動物園に行きました。ちょうど上野公園の桜が満開の時期でした。
     Hがパンダより私に勧めたのはアメリカバイソンというウシ(?)でした。友人Hはそのバイソンを「バイソン先生」と呼んでいました。
    バイソン先生は結構毛深いです。バイソン先生のまわりには、いつもカラスが何羽か集まっています。カラスはバイソン先生の毛を、巣作りの素材として狙っているのです。バイソン先生の毛を使えば、さぞやフカフカの巣ができることでしょう。
     カラスはバイソン先生の毛を、無理やり引き抜いては自分の巣へと持ち帰っているのです。そのカラスを振り払おうともしないバイソン先生の姿に、諦めとも、悟りとも取れる佇まいを見て、友人Hはそのアメリカバイソンを「バイソン先生」と呼ぶのです。
     今年も桜の季節が近づくと、バイソン先生の毛に絡んだ桜の花びらを思い出すのでありました。

    ただそれだけです。

    豆知識:パンダは笹だけではなく、鳥や小型の哺乳類なども食べます。